①大自然と歴史の国、ハンガリーへ
2012年6月5日から3日間、昨年から当社で販売をしている「ハンガリー産アカシヤ蜜」の採集地、ハンガリーにて契約養蜂家と輸出元のサプライヤーを視察してきました。
出発は6月4日、成田からスイス、チューリッヒ経由でハンガリーの首都、ブダペストへ4日の20時くらいに着きました。宿泊したホテルは築100年の歴史を感じさせる景観で、窓からは目の前にドナウ川が見えます。イメージしていたよりも「ドナウ」は川幅がとても広く、満々とたたえる水が悠々と流れていました。
←ホテルの窓から見えるドナウ
6月5日 ダペストから南へ約200KmのBaja地区にある養蜂家とサプライヤーを訪ねました。
案内していただくのは地元の商社、ジョルジーさん(中央)とペーターさん(左)です。
滞在期間が限られていますので訪問前に入念な打ち合わせをしました。
ハンガリーはヨーロッパのほぼ中央に位置し、隣国にオーストリア、スロヴァキア、ウクライナ、ルーマニアなど7か国に囲まれています。
面積は日本の約4分の1ですが、国土の約50%は平原地で広大な畑や森をいくつも目にしました。緯度は北海道とほぼ同じで(大陸性気候)四季があり、年間を通して降雨量は少なくじめじめした感じはありません。訪問期間中もさわやかでちょうど良い時期だったのかもしれません。
②ハンガリーにおけるアカシヤの樹について
アカシヤ(学名:ニセアカシヤ)は国土の至るところで見ることができます。元々この国の土壌は砂地が多く、風雨で流されるのを防ぐため約200年前に北アメリカから持ち込まれ(アカシヤの樹を)防砂、土止めに使われてきたそうです。
アカシヤは成長が早く、土地になじみやすいため徐々に増えていきました。家庭用の木材として家具やトレイなどを作られていた時期もあったようです。(ジョルジー氏 談)
「芳香」という言葉がぴったりの香りがします!
↓